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建具の調整です。 先月の工事完了まもなくご連絡頂いていたのですが、「急いでいないので、それに最近は開けっ放しにして使っているからお時間ができたときで良いですよ。」と言われ、そのお言葉に甘えて仕事が一段落したので、今日行ってきたのです。 どこの調整かというと、Oさんの建具の枠は築20年は経つリフォーム前の建具枠のままです。そこにすべりを軽くするように敷居スベリを貼ったのですが、建具が少し重いせいか私たち大人が開け閉めするのは問題なくても、お子さんがするのにはちょっと動きが重いのだそうです。 それに引き手の位置も大人の使う位置を基準にしてしまったので。小さい子では背伸びをするようになっちゃう。 そうか、気がつかなかった・・。 「あと、2年もすれば問題なく開け閉めできるようになるんですけれど、いま見ていると結構大変そうなので。」とOさん。 そこで建具の下に滑りを良くするためにツルツルのメラミン化粧板を貼ります。今までは木地のままだったので摩擦が大きかったのです。これでだいぶ軽くなりました。 「これでも、開け閉めが大変な場合は、お子さんが小さいうちは子の引き手の下にちょっとしたハンドルをつけましょう。いらなくなったら取ってしまってネジ穴もきれいに埋めてしまえるので。必要だったら言ってくださいね。」ということにしました。 こういうふうに使いやすくするために工夫をしていくのは楽しいですよね。 そういえば、玄関のタイルも最近お二人で貼ったのだそうです。 床の柿渋塗りももうまもなくで全て終わる予定で、あとはカーテンレールを探すだけなのだそうです。 何だかね、自分が住んでいるわけでもないのに徐々に手が加わっていくOさんのお宅の様子を見ていると子供の頃にした工作の気分を思い出すんです。
by freehandimai
| 2007-04-25 14:26
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