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Nさん(の奥さん)はたまたまケーブルテレビに父がインタビューされている番組見ていて、ギターを弾きながらも家具を作っているその姿勢を見て「格好いい。」と思い、今まで考えていた思いを叶えるためにメールを送ってきてくれました。それが確か去年の夏~秋頃でした。 Nさんは欧州での生活が長く、向こうの人たちの暮らし方の「自分で使うものは自分で用意する」と言う考え方にとても魅かれて、「日本に戻った時に建てる新居の家具は自分で作りたい」とずっと考えていたのだそうです。 でも、取っ掛かりが分からない、どうしよう、と思っていた時にちょうどテレビでうちが出てきたのだそうです。 今まで木で細工なんてした経験のないNさんですが、気持ちだけは強く、どうしてもと言われて手始めに飼っているルイーズというジャックラッセルのご飯をあげるための台を作ることになったのです。 小さなベンチの形をした台でベンチの座面の部分に丸い穴を開けてそこにボウルを入れてご飯を上げるというかわいい形の台です。(残念ながら写真は撮り忘れました・・。) その時に、木の切り方、削り方、接着、固定の仕方の基本を1日かけて教えたのです。 センスがあるのではじめてでも結構きれいにできあがって、Nさんは大満足。 その後ホームセンターに付き合って、そこで揃えられる道具を一通り揃えて、 「じゃあ、今度使い方を教えますよ。」と約束したきり、お互いバタバタと忙しくなってしまってコンタクトを取る時間もなくなり・・。 しばらくして、写真付でメールが来ました。どうやら自分で悩みながらも道具を使いこなしていろいろなものを作っているようでした。 そして、2/3(土)がそのお披露目会だったのです。 でも、集まった方々のお仕事を聞くと、Nさんのお宅を担当した営業の方と現場監督さん(は珍しく私よりも若い女性でした。)、外溝工事を担当した職人さんとその息子さん(はNさんが普段通っている接骨院の先生です。)とお披露目会というよりはお世話になった人たちを招いてのお食事会でした。皆さんとても楽しい方々で気がつくともうすぐ日が替わるというくらいの時間まで長居してしまいました。 「1年前までは知らなかった皆さんが今こうして集まっているというのは本当に素敵なことです。」とNさんはおっしゃっていました。その通りですね。 どうやら次は、ダイニングの壁に吊るタイプの飾り棚の作りたいようです。その時はまたご指導お願いしますと言われてしまいました。いいですよ。
by freehandimai
| 2007-02-03 23:35
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