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江ノ島まで行ってきました。 私はこの灯台が大好きなのです。 専門学校時代に「お店のデザイン」だったか、「装置のデザイン」のようなテーマで課題が出されたことがありました。私はそのときにこの灯台を見に来る機会があって、「ああ、ここでお店ができたら素敵だなぁ。」なんて思って考えたプランがありました。 それは、鯨の尻尾のような扇形をした広いデッキスペースの端っこに貝がくっついているように灯台が建っています。普段は、船乗りの標として勤めておりますが、金曜日と土曜日の夕方から晩だけはみんなが集まって月を見ながら食事ができる屋外のレストランになるというものなのです。そんな小さい灯台にどうやってしまってあったのというくらいたくさんと椅子とテーブルがデッキに並べられて、明かりがつくと皆が突堤を歩いてトボトボとこのデッキにやってきます。突堤の長さは1kmくらいあります。幅70cmくらいの突堤を歩いているうちに普段の忙しさから開放されて心地よい気分でこのデッキにたどり着きます。その気持ちを食事をしに来た人たちみんなで一緒に味わう(共感する)装置を作るんだ、なんて考えていました。 ちょっと例えは違うかもしれませんが、 電車に乗っていて、急に車両トラブルで数分間停止してしまった時に感じる今この空間に居る人たちだけが感じている気持ちのような共有みたいな感じです。 場所は、千葉の屏風ヶ浦から少しいったところにある突堤。ここは、まだアキコと知り合って間もない頃に言った場所で、海の色がグリム童話の「漁師とおかみさん」のお話に出てくるようなちょっと澱んだ(でもきれいでした)深緑色の海だったのです。そこに白い突堤が沖に向かってずーっと伸びています。その風景と江ノ島の灯台がずっと心の中にあったのです。 お客さんが揃うと、シェフが調理をはじめ、唯一人のウェイターが皆のテーブルに食事を並べていく。灯台の中は熱気がむんむんしてシェフはフライパンを3個くらい並べて大忙しで動き回る。そんな幻想的な課題を考えていたのですが、そのときの仕事が忙しくて課題の提出期限に間に合わず・・・。 ちなみにそのあと、もう一つ面白い課題があったのです。 それは、次に紹介します・・。
by freehandimai
| 2006-12-31 13:13
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